シブヤに行ってきました
「今年もあっという間だった」と皆が口を揃えて言い出す今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は毎日楽しく過ごしています。
ポケットモンスター
ソード・シールド
大好評発売中
みんなもポケモンしよう!
ポケモンセンターオンライン
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勘の良い読者ならもしかすると気付いているかもしれないが、実を言うと私は無類のポケモンオタクなのである。
当然、発売日の1週間前から頭はポケモンでいっぱいだったし、3日前からはベッドの上で奇声を上げながら飛び跳ねていたし、前日はクリスマスイブの子供のように中々寝付けずにいた。
発売日当日の朝、私はソード・シールドが自宅に配送されるのを、最近Amazonプライムビデオに追加されたTHE IDOLM@STER シンデレラガールズを視聴しながら今か今かと待っていた。あれはマジの神アニメなので皆も観よう。
当然大学には行かなかった。
後から知ったがその日はレポートの提出日だった。
そして届かないまま最終回が終わり、配達予定だった午前も終わり、私も角笛を片手に世界を終わらせようと思い始めた頃。
「ヤマト運輸でーす」
来た!来た!来た!
角笛の代わりに印鑑を持って颯爽と廊下を駆ける。今の私にとってはただのフローリングの廊下でさえも、約束された勝利へのヴィクトリーロードである。
満面の笑みで配達のお兄さんを出迎え、印鑑を押そうとした時にふと気づいた。
めちゃくちゃ普通のダンボールじゃん。
というのも、ポケモンセンターオンラインで予約した際に、
「ピカチュウオリジナルデザインBOXでお届けするよ!」
と、可愛らしいピカチュウが所狭しとあしらわれたイメージ画像とともに伝えられていたのだ。
しかし目の前にあるのはただの小さめのダンボール。
住所の横にある「精密機器につき取扱注意」と「11月15日指定 早配厳禁」の文字が悲哀を纏いながら中身の存在を主張している。
少し困惑したが、流石の私にも羞恥というものがある。この歳にもなって、
「なんでピカチュウオリジナルデザインBOXじゃないんですか」
など口が裂けても言えない。
それ以上に早くポケモンやりたいという気持ちが圧倒的に勝っていた。
後から調べると※一部対象外となるものもございます とあったため、これが対象外だったのだろう。
箱を受け取り、大学に行かない息子へ冷たい眼差しを向ける母親に気付かないふりをして自室へ飛び込み、ポケットモンスターの世界へと飛び込んだのだった。
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まあそんなわけでずっとポケモンやってたわけです。毎日楽しいです。でもポケモン始めてから勉強に身が入らなくてやばいです。先に言ったレポートの件もそうだけど、成績が確実に破滅へ向かっているのがわかる。でもやめれない。さようなら応用数学第一。
さて、前置きが長くなったが今回向かったのは渋谷。言わずと知れた若者の街である。若者向けの服屋や雑貨屋が多く立ち並ぶ。
私ももうすぐ成人しようかという歳。
周りの友人たちがファッション談義で花を咲かせる中、母親が買ってきた装備だけで戦場に身を投じることに限界を感じ始めていた。
渋谷で服を買って
オシャレ番長になって
ファッションセンスで差をつけろ!
というわけで
ポケモンセンターシブヤに来ました。
ポケモンセンターは服も売ってるので当然服屋である。
今日は服は買わなかったが。
ポケモンセンターシブヤは今年の11/22日に出店したばかりの新店舗。
駅から10分ほど歩いたところにあるPARCOの6階に店を構えている。
早速ポケモンセンターの話題に移りたいのだが、エスカレーターを上って6階に来てまず目に入ったのが、
Nintendo ショップ
これまた11/22日にポケモンセンターシブヤと同時に出店した店。任天堂関連の商品がこれでもかと立ち並んでいる。
せっかくなので入店しようとすると
並ぶわけないだろ。
ポケモンの蜜吸ってる分際で調子乗ってんじゃねえぞ。一生ゲーム作ってろ。
整理券もどこで貰えるのかよくわかんなかったので今回は見送ることにした。
他にもCAPCOMショップだとか、よくんからんYouTuberの店とかがあってもうテーマパークみたいになってた。
これは通うことになりそう。
というわけでポケモンセンターに向かうと入口でミュウツーが出迎えてくれた。
お、お前…
ミュウツーは人間によって作られたポケモンで、自分を生み出した人間たちをひどく嫌っている。
そんなポケモンを入口の人目に付くとこに晒し上げるなんて...
せっかく自由の身になったのに...
株式会社ポケモンへの不満を募らせながら、しばらく見てるとディズニーランドのアトラクションの仕掛けの如くミュウツーが話し始めた。
話を要約すると
「この先ではポケモンと人間が共存しているらしい。信じられないことだが、私の代わりに視察して欲しい」
とのこと。なるほど、私たちはミュウツーの代わりにポケモンセンターにいるポケモンたちが幸せなのかどうか判断してくれば良いわけだ。
そういうことならとポケモンセンターへ入店。
ミュウツー!俺がポケモンたちが幸せに暮らしてるってことを確認してくるぜ!
お、お前…
完全にキマっていた。
キマリすぎて幻覚が身体に直接浮かんでいた。
まあ確かに本人は幸せなのかもしれない。
これが人とポケモンの共存か。たまげたなぁ。
ちなみにこのピエールはシブヤのオリジナルデザインのピカチュウ。
このぬいぐるみが欲しくて足を運んだのだが、残念ながら在庫切れとのことだった。
また入荷時に行こうと考えながら店内をまわることに。
店内は全体的に黒を基調としたスタイリッシュなデザイン。
壁を大きく使ったクソデカパネルが中々にクール。
イーブイ大行進のときも思ってたけど、ピカチュウの二足歩行は骨格的に許せる部分あるけど、イーブイは駄目だよな。不気味すぎる。
シテ…コロシテ…
薄々気づいてたけど多分ここのポケモンたちは幸せじゃないと思う。
目当てのものも無いので帰ろうとした時
「6000円以上お買い上げでミュウのオリジナルデザインウォールステッカーを差し上げまーす」
なに?ミュウのオリジナルデザイン?
そう、確かに店の壁にミュウのデザインがあるのだが、このデザインを使っている商品が1つも無いのだ。
つまり、このデザインのミュウを私物化するためには6000円以上お買い上げする他に方法が無いのだ。
しかし、目当てのガンギマリピカチュウぬいぐるみも無かった。
それに今月はかなりピンチだ。
正月になれば軍資金も増える。またの機会にしよう。
そう決心して店を後に
「こちら数量限定となっておりまーす」
うわああああああああああああああ!!!!!!!
無事回収しました。
レジ並んでる途中で「6000円行ってない気がする」と思ってクッキーもカゴに入れたのですが普通に7000円超えました。
もう店側の思うツボでめちゃくちゃ恥ずかしかった。
いいもん。クッキー大切にするもん。
財政的にもこのクッキーで1週間は生き延びないと割に合わない。
せめてカッコつけようとお釣りの40円は募金箱にぶち込んだ。
あとシブヤの袋は真っ黒でカッコイイです。
これで袋持って街を歩いても恥ずかしくないね。
というわけで楽しい1日でした。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
皆さんも楽しいポケモンライフをお送りください。
それではまた来年(^^)