【見た気になる】2020年春アニメランキング
日の入りの時間もすっかり遅くなり始めた今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はこの自粛期間中にVtuberというジャンルを開拓し始めてすっかり沼にはまってしまいました。
いいですね、あれ。
今よく見てるのは葛葉とマリン船長です。
あなたへのおすすめの半数がVになってしまいました。
以前友人にVは見ないのかと聞かれたときに、
「Vtuberって結局女の子と話せないオタクが生放送を通して彼氏面するだけのコンテンツだろw」
と斜に構えた返答をしたのも随分と昔のことに感じられます。
今では僕も立派な彼氏面オタクです。
さて、アニメ業界もコロナ禍の影響を受け、3話くらいで止まってたり、放送を延期したりといろいろ大変そうでした。
多分この春に放送されたアニメは例年の半分くらいだったと思う。
最後まで見たアニメは少なかったかったけど、同じ理由で冬アニメの評価もやらなかったのでやります。
以下はあくまで個人的な評価であり、作品自体の価値を定めるものではありません。
第10位 LISTENERS
スクラップ場で働く技術少年と、何だか知らんがロボットを動かせる女の子が出会って旅をする話。
画像右の子はその女の子ではなくニルちゃん。
エウレカセブンの脚本家とカゲプロのじんがタッグを組んだアニメということで視聴前から期待していたのだけど、何とも言えない中途半端な作品に仕上がってた。
ボーイミーツガールらしくヒロインの可愛さを押し出すのかと思えばそうでもないし、ロボットアクションがすごいのかと思えばそうでもないし、会話が面白いのかと思えばそうでもないし。
その割に設定は凝ってるので、会話が設定や過去の解説ばかりで、いろいろ詰め込みすぎたなと。
OP,EDはすごくよかったです。流石じんだなと。
第9位 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった...
タイトル通り。周りとの関係をぞんざいにしてしまったために殺されてしまった乙女ゲームの悪役女に転生して、周りと仲良くする話。
画像は主人公ではなくヒロインの早見沙織。
久しぶりに面白いなろう作品だと思った。
正直1,2話見た時点でこれは覇権とまでは言わずともそうとう上位に食い込むだろうなと思いました。
死亡フラグを折るために子供のころから策をろうした結果、ゲームの頃との違いが出てくるのがめちゃくちゃ面白い。
あらかじめ結末がわかっている状態での過去への転生なので実質タイムスリップの要素があって本当に面白い。
3話くらいまでがフラグを折ってく子供編で、4話くらいからが実際にゲームの話につながる学園編という構成。
要は、おもしろいのは最初の3話だけだった。
以降は主人公を持ち上げるだけで中身の無い話が延々と続いていた。
ヒロインと男たちの関係に、主人公が死亡フラグを回避するためにどう干渉するのか!
みたいなのを期待してたが、全員主人公に惚れているのでなにも起きなかった。
それならそれでコメディ路線で面白ければよかったのだが面白くはなかった。
主人公モテモテなら乙女ゲーらしくドキドキイケメンイベントしてくれればいっそ清々しかったのだがそれもなかった。
多分作者は乙女ゲーエアプ。
二期も決定してるらしいのでまあ見ようかなと思います。
第8位 本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~
本は贅沢品というナーロッパ(なろう作品の世界観の総称)の少女マインに転生した本中毒の主人公が本を読むために奔走する話。
画像はマインではなくルッツ君。
NHKで夕方やってそうな作画。
本がどうこうというより、現代の知識で商業を興したり、改革を行っていく様子を見る作品。
2期では主人公が教会で勤めるようになり、そこでの奔走を描いている。
主人公のマインには1ミリも魅力を感じないが、マインと同年代の少年ルッツが他の作品には無いめちゃくちゃ魅力的なキャラなので見てられる。
ネタバレになるがこのルッツだけが、マインが転生した別人であることを見抜いて、不信感を抱いたり、そのことについて攻め立てたり、最終的にはそれも受け入れたりとなかなかハードな心境を描いている。優しく、主人公に手を指し伸ばし、自身の無力さを嘆き、それでも夢を追いかける男の中の男。まじでいいキャラ。これはショタコン不可避。
原作勢によるとここからがおもしろいところらしいが3期が来るかは怪しい。
第7位 波よ聞いてくれ
カレー屋でバイトをする女が悪酔いしてこぼした愚痴話を録音されラジオで勝手に流されたことをきっかけに深夜ラジオのパーソナリティになって様々な企画に挑戦する話。
画像は主人公ではなく瑞穂ちゃん。
ラジオを題材にしたアニメということだが、お仕事系アニメというよりはギャグアニメ。
主人公のミナレが舌も回って会話もおもしろくとてもいいキャラだった。
というより登場人物みんな魅力的だった。高評価。
胃が痛くなるような人間関係でのトラブルをラジオのネタとして昇華することで面白おかしく話す、というのががこのアニメの流れ。
ところどころで自身と比較して考えさせられるようなメッセージ性があるように感じられた。
でも最終話まで見て、
「結局なんか進展したか?」
と自問するくらいには動きが弱かった。
人間関係について深堀するならしっかり解決させてから終わらせてほしかった。
シナリオについては微妙だけど会話やキャラはかなり良かった。
OPは今期一番好き。
第6位 プリンセスコネクト!Re:Dive
今期の養豚場。話の内容はあんまり覚えてない。
日本男児たるもの幼児退行してこそ一人前である。
ママ~~~!!ママ~~!!
おにぎり脇でにぎっておくれ~~~!
監督が同じということもあってか、このすばと同じような作風。
ソシャゲのアニメ化にしてはかなり面白い部類。
(一番面白いと思うソシャゲアニメは神撃のバハムートGENESIS。みんなも見よう!)
この作品の総括としては、天真爛漫な少女のぺコリーヌと、悪役の配下のキャル、二人の対比や関係の変化を描いた作品であると言えるだろう。
キャルちゃんが光落ちしていく様子に注目してみると心がConnecting Happy!!いえーい!
画像はキャルでもぺコリーヌでもなくコッコロ。
シャドバではお世話になってます。
主人公に対していろんな人が意味深なことを言ってくるが、このクール内では語られないためあんまり気にしないでいい。そういう意味では二期も期待できそうな作品。いや、サイゲだし多分二期は来ますね。
第5位 邪神ちゃんドロップキック’
美少女キャラたちによる普通のコメディ。主人公の邪神ちゃん(金髪半身蛇)はパチンカス。ゆりね(眼帯ゴスロリ)によって召喚され、ゆりねを殺すしか魔界に帰る手段がないため殺そうとするが、返り討ちに逢うので仕方なくそこでユリネと共に暮らしているという話。
二期。
別にそこまで人気があったとも思えないがふるさと納税によって何故か二期が制作された作品。
僕はおもしろいと思いますけどね。
話は大体邪神ちゃんのカスっぷりから始まって痛い目見て終わるというのがいつもの流れ。
キャラも増えてみんなかわいいしギャグとしても面白いしで文句の付け所が無い。
「日常系アニメは話数を重ねるほどに面白くなる」
- ウィリアム・ヘンリー・ビル・ゲイツ(1955ー )
邪神ちゃんとゆりねは殺し合いながらも同居を続けていく中で友情が育まれていく。
ふとしたときに互いを思いやる様子が垣間見えてとても尊い。
画像は邪神ちゃんでもユリネでもなく井之頭五郎。
第4位 継つぐもも
長年使用された道具に付喪神(つくもがみ)が宿る世界。怪異を呼び寄せてしまう忌子である主人公の加賀美かずやは、母の肩身である帯の付喪神である桐葉とともに「すそ払い」として怪異退治をする話。
画像は皇すなおちゃん。一番可愛い。
二期。
設定はよくある怪異もので、スケベなシーンもあるバトルアニメ。
付喪神という設定を生かしてハサミや鏡など道具の特徴を生かした能力バトル。
主人公は帯を自在に操って殴ったり盾にして防御したりする。
正直かなり地味だが、能力バトルの醍醐味とも言える能力の応用が回を追うごとに増えていって面白い。
一期はぶっちゃけそんなに可愛くもないキャラたちのハーレムを作って
「やめてくれ~~~!笑」
ってするアニメだった。
二期になって急に面白くなった。
まず可愛い女の子が追加されて、スケベアニメにとって致命的である
「可愛いキャラいない問題」が解決。
さらに後半から土地神(主人公サイド)と付喪神たちによるバトルが始まって、
これがめちゃくちゃ熱い。
他のアニメが失速したりシリアス方向に進んでいく中、このアニメだけ周りの空気を読まずにドンドン熱くなっていった。
一期でも片鱗は出ていたが、
本当に方向性そっちでいいのか?
と見てて心配になるくらいには面白かった。
最終回も激熱展開かまして3期に続く!という具合に終わった。
続きが気になりすぎるアニメ。
第3位 イエスタデイをうたって
大学卒業後も定職に就かずにバイトで食い扶持をつなぐリクオは、ある日カラスを連れた謎の少女ハルと出会う。ハルの型破りな態度に影響を受けたリクオは大学時代から片思いしていたシナコに玉砕覚悟で告白するのだった。
振られます。
上画像はハルとリクオ。
過去にすがる人たちが前を向くまでの話。
なんとなく行動することに違和感を感じていつまでも足踏みしているリクオ。
故人に想いを寄せ続け、前に進めないシナコ。
最初の視点だったということもあってリクオに感情移入して見てしまいがちだけど、是非ともシナコにも感情移入して見てほしい。
W主人公ですね。
余談ですが花澤香菜結婚しましたね。おめでとうございます。シナコのような大人っぽい女性役が増えましたが個人的には神のみの栞とか化物語の撫子みたいなかわいい役もっとやってほしいです。
作画がめちゃんこよい。多分今期一番きれい。
雰囲気も心地よくて、ゆったりしてると思ってたらハラハラさせらたり。
視聴してて
「早く続きが見たい!」
と思う数少ないアニメだった。
ただ最終回の展開には納得いってない。
賛否両論だと思うけど。
やるならもっと前置きが欲しかった。
気になる人は最終回まで見て僕と語り合いましょう。
第2位 かくしごと
自分が下ネタ漫画家であるという「かくしごと」を娘にしながら、漫画家として、父として、二つの側面における日常を描いた話。
ギャグアニメなのに泣ける作品。
話の大部分がギャグで、最後娘とのあったかい後日談をするという一連の流れを12回やった感じ。
ギャグとして見ると中途半端な出来だけど、娘の成長を見守る話として見るととてもよかった。
スピード感があるのにあったかい気持ちになるアニメだった。
あ~~~俺がパパになりてえなあ!?
そしてこのアニメの最大の特徴とも言えるのが各話の構成。
20分ほど日常を描いた後、最後の1分でその7年後の世界を描いている。
娘は18歳になり、父の「かくしごと」について知ることになります。
でもそこに父の姿はなくて...
最終回もアニメのお手本のような終わり方で非の打ち所がない。
テンポもよく中だるみもなく、いい脚本家にアニメ化してもらえた恵まれた作品。
第1位 かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦
学会によると近年ラブコメは、百合コンテンツの台頭により数を減らしつつあるものの、良質なものが増えているという。またラブコメのシナリオは、学校行事などのイベントをこなしながら女の子たちの悩みを解決しハーレムを構成していく「問題解決譚」が主流だったが、近年はイベントに捕らわれずコメディ調の会話を中心とした男女の日常を描く「1話完結譚」が数を増やしている。これはSNSなどから漫画を試しに見たときに作品に興味を持ってもらえるように1話完結でまとめたものが増えたことが原因であると考える。ラブコメのお約束であった、いわゆるラッキースケベは数を減らし、会話劇で視聴者を悶絶させる作品が増えたなという印象。結果として近年のラブコメ作品は幅広い層が楽しめるものに仕上がっていると考える。
容姿端麗、頭脳明晰の男女が相手に告白させてやろうと必死に頭をひねる話。
二期。
要はイチャついている様子を見てニヤニヤしたりゲラゲラする作品。
コメディの側面が強い。
ギャグもかなり楽しめると思う。
2期は選挙編から始まり1期と比べて真面目なシーンが増えたけど、どれも感動的な話だったので良かった。
ミコちゃんかわいいし。
尺が余ったのか妙にテンポの悪い話がところどころ見受けられたけどそれでも面白い。
ミコちゃんかわいいし。
一期より下ネタに寄ってたのが気になったけどそれでも面白い。
ミコちゃんかわいいし。
かわいいね。
この作品はラブコメというジャンルにおいてはトップクラスに面白いので、全人類見るべき。
みんなこんな記事読んでないでアニメ見よう。
春アニメの評価は以上です。
まあコロナの中よく放送しきってくれたなと感謝するばかりです。
ちなみに冬アニメの評価は
1位 ちはやふる
2位 SHOW BY ROCK ましゅまいれっしゅ
3位 異種族レビュアーズ
4位 僕のヒーローアカデミア
5位 群れなせシートン学園
って感じでした。
恋アスはなんか僕には合いませんでした。
冬期の百合アニメはSHOW BY ROCKだということに気づいてくれ...。
みんなも見よう!
まあ見る時間ないよって人にもゴリ押ししてお勧めしたいレベルのアニメはかぐや様くらいです。
あと最近コードギアスとグレンラガンを見たのですが面白かったのでそれも見てほしいです。
あとはCLANNADとFate stay night / Zeroと四月は君の嘘とピンポンとSTEINS;GATEと中二病でも恋がしたい!と日常と僕だけがいない街とアイドルマスターシンデレラガールズと進撃の巨人とヴィンランド・サガとソードアートオンライン1期と攻殻機動隊とノーゲームノーライフとAngel Beatsと昭和元禄落語心中とジョジョの奇妙な冒険とさくら荘のペットな彼女とのんのんびよりくらいですかね。
もうこれだけ見れば大丈夫です。
夏アニメはさらに少ないような感じがしてますがリゼロや俺ガイルの二期があるので期待してます。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
いろいろ収まったらどこかに遠出したいものです。
どうか皆さん元気な身体でまたお会いしましょう(^^)/
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